エックスサーバーとデータベース
エックスサーバーを利用してWordPressや独自システムを運用する際、MySQLデータベースとそのユーザーの作成は欠かせません。この記事では、エックスサーバーの管理画面からデータベースとユーザーを作成する方法を、初めての方にも分かりやすく解説します。
エックスサーバーとは?
エックスサーバーは、日本国内で人気の高いレンタルサーバーサービスのひとつです。高速な表示スピード、安定した稼働率、そして初心者にもやさしい管理画面が特徴で、多くのブロガーや企業サイト運営者に利用されています。
WordPressをはじめとしたCMS(コンテンツ管理システム)にも対応しており、導入のしやすさも魅力です。
料金
契約期間 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 2,420円 | 4,840円 |
12ヶ月 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
24ヶ月 | 1,045円 | 2,090円 | 4,180円 |
36ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
*表のプランの値段は2025/03/20時点 プラン内容の詳細は次のページで確認してください。
MySQLとは?
MySQLは、データを保管・管理するための「データベース管理システム(DBMS)」のひとつです。Webサイトやアプリの中では、記事の内容、ユーザー情報、設定情報などを保存する役割を担っています。
WordPressなどの多くのWebアプリケーションでは、このMySQLを使ってデータを管理しており、あらかじめMySQLのデータベースとユーザーを作っておく必要があります。
エックスサーバーでデータベースとユーザーを作成する方法
サーバーパネルにログイン
まずはエックスサーバーの「サーバーパネル」にログインしましょう。
「MySQL設定」を開く
サーバーパネルに入ったら、画面を下にスクロールして「データベース」項目の中にある「MySQL設定」をクリックします。
ここで、データベースやユーザーの管理が行えます。
データベースを作成する
「MySQLデータベース設定」タブを選び、以下の手順でデータベースを作成します。
- データベース名を入力( → 実際には「サーバーID_DB名」のような形式になります。)
- 文字コードは「UTF-8」のままでOK。
- 「追加する」と進めば、データベースが作成されます。
MySQLユーザーを作成する
続いて、データベースへアクセスするためのユーザーを作成します。
- 「MySQLユーザ設定」タブを選択
- ユーザーIDとパスワードを入力(ユーザーIDもサーバーID付きの形式になります)
- 「確認画面へ進む」→「追加する」で完了です
※このユーザーIDとパスワードは、WordPressのインストール時などに必要になりますので、控えておきましょう。
ユーザーにデータベースのアクセス権を与える
最後に、作成したユーザーに作成したデータベースへの「アクセス権限」を付与します。
- 「MySQL一覧」タブを開く
- 作成したデータベースの横にある「ユーザ設定」欄から、追加したユーザーを選択
- 「追加」をクリックして、権限を与えます
これで、ユーザーがそのデータベースにアクセスできるようになりました。
まとめ
エックスサーバーでは、管理画面から直感的にデータベースとユーザーの作成ができます。以下の3ステップで進めればOKです。
- データベースを作成する
- ユーザーを作成する
- アクセス権を設定する
これで、WordPressの設置や独自のシステム開発に必要な準備が整います。
✅ まだXserverを使っていない方へ
この記事ではXserverの使い方をご紹介しましたが、実際に使ってみると、管理画面のわかりやすさや機能の豊富さに驚く方も多いです。
これから契約を考えている方は、ぜひ一度公式サイトでプランやキャンペーン内容をチェックしてみてください。