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XserverでphpMyAdminを使う方法とは?基本操作から注意点まで徹底解説!

この記事は約5分で読めます。

ウェブサイトの運営では、「サーバー」や「データベース」という言葉をよく聞くようになります。

とくに、WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を使っていると、サイトの裏側でデータベースが動いているのですが、「データベースって難しそう…」と思っていませんか?

そんなあなたのために、Xserverが用意している強力な味方が「phpMyAdmin(ピーエイチピーマイアドミン)」です!

この記事では、XserverでphpMyAdminを使う方法を、初心者の方でもわかるように、やさしく、そして徹底的に解説していきます!

そもそもphpMyAdminとは何か?

まずは、phpMyAdminとは何かを押さえておきましょう。

phpMyAdminは、

  • ブラウザ上で
  • 視覚的な操作で
  • データベース(MySQL)を管理できる

とても便利なツールです。

通常、データベースを操作するには難しいコマンド(SQL文)を使う必要がありますが、phpMyAdminを使えば、クリック操作だけでデータベースの閲覧・編集・削除・バックアップなどができるのです!

特に、次のような人には強い味方になります。

  • WordPressサイトを運営している人
  • データベースのバックアップや復元を自分でやりたい人
  • サイトのトラブル時に中身を確認したい人
  • サーバーの移行をしたい人
  • データベースを使うwebアプリの公開をしたい人

エックスサーバーとは?

エックスサーバーとは、日本国内で多くの人に利用されているレンタルサーバーサービスです。
ホームページやブログを作るときに必要な「インターネット上の場所(サーバー)」を、月額料金で借りることができます。

料金

契約期間 スタンダード プレミアム ビジネス
3ヶ月 1,320円 2,640円 5,280円
6ヶ月 1,210円 2,420円 4,840円
12ヶ月 1,100円 2,200円 4,400円
24ヶ月 1,045円 2,090円 4,180円
36ヶ月 990円 1,980円 3,960円

*表のプランの値段は2025/03/20時点 プラン内容の詳細は次のページで確認してください。

【基本】XserverでphpMyAdminにログインするまでの手順

ここからは、実際にXserverでphpMyAdminにアクセスする方法を順を追って解説します!

ステップ1:Xserverサーバーパネルにログインする

まずは、Xserverのサーバーパネルにアクセスします。

👉 サーバーパネルログインはこちら

もしわからない場合は、そのメールを探してみてくださいね。

ステップ2:サーバーパネルの「データベース」項目を探す

ログインできたら、サーバーパネルのトップページを見渡しましょう。

いろいろな機能が並んでいますが、「データベース」→「phpmyadmin」をクリックしてください。

ステップ3:phpMyAdminのログイン情報を入力する

phpMyAdminのログイン画面が表示されたら、次の情報を入力します。

  • ユーザー名 → MySQLユーザー名
  • パスワード → MySQLパスワード

注意!

ここで入力するのは、サーバーパネルのID・パスワードではありません!

データベースごとに設定されている「MySQLユーザー名」と「MySQLパスワード」です。

わからない場合は、 【サーバーパネル】→【MySQL設定】→【MySQLユーザー一覧】

からパスワード変更ができます。

これでphpMyAdminの管理画面に入ることができます!

phpMyAdminの基本画面と構成

phpMyAdminにログインすると、次のような画面になります。

エリア 内容
左側 サーバー上のデータベース一覧が表示される
中央~右側 選択したデータベースやテーブルの中身や操作ボタンが並ぶ

最初は情報量にびっくりするかもしれませんが、慣れれば大丈夫です!

【実践】phpMyAdminでできる主な操作

ここからは、実際にphpMyAdminで何ができるかを、実例とともに見ていきましょう。

データベースの選択

左のリストから、操作したいデータベースをクリックします。

これで、そのデータベースに含まれるテーブル一覧が中央に表示されます。

テーブルの確認・編集

選んだデータベースには、複数のテーブル(データの集まり)が含まれています。

主な操作は次のとおりです。

  • 閲覧(Browse)→ テーブルの中身(データ)を一覧表示します。
  • 挿入(Insert)→ 新しいデータを追加します。
  • 削除(Drop)→ テーブルごと完全に削除します。(※注意!取り消しできません)
  • エクスポート(Export)→ テーブルのデータをファイルとして保存します。
  • インポート(Import)→ 外部ファイル(.sqlなど)からデータを取り込んで復元します。

データベース全体をバックアップ(エクスポート)する方法

  1. 左メニューで対象のデータベースを選択
  2. 画面上部の【エクスポート】をクリック
  3. 【簡易 – 最小限のオプション表示】を選択
  4. 【形式】は「SQL」のままでOK
  5. 【実行】ボタンを押す

これだけで、.sqlファイルがダウンロードできます!

このファイルが、あなたのサイトのデータベース丸ごとのバックアップになります。

データベースにデータを復元(インポート)する方法

  1. 左メニューで対象のデータベースを選択
  2. 画面上部の【インポート】をクリック
  3. 【ファイルを選択】から.sqlファイルを選ぶ
  4. 文字セットは基本「utf8mb4」に
  5. 【実行】ボタンを押す

これで、データベースの復元が完了します。wordpressのデータ移行とかを手動でするならこれを行います。

まとめ:phpMyAdminを使いこなせば、サイト管理が一気にラクになる!

今回ご紹介したように、XserverのphpMyAdminは、ブラウザだけでデータベース管理ができる非常に強力なツールです。

最初は少し戸惑うかもしれませんが、

  • ログイン方法
  • データベースの選び方
  • エクスポート・インポート手順 を押さえてしまえば、あとは基本的な操作ばかりです。

日々のバックアップ管理や、万が一のトラブル時にも、phpMyAdminが使えれば自分で復旧作業ができるので、大きな安心につながります。

ぜひこの記事を参考に、phpMyAdminを使いこなしてみてください!