PR

.comドメインとは?—用途・取得方法・歴史と“相性のいい”サイトテーマについて

この記事は約4分で読めます。

.comドメインとは?

“.com”は commercial (商業)を意味する汎用トップレベルドメイン(gTLD)で、現在も最大規模・最高の知名度を誇るドメイン拡張子です。2025年3月末時点で、.comの登録数1億5,000万件以上に到達しており、全TLD中トップを維持しています。

歴史 ―「ドットコム」の誕生から40年

  • 1985年3月15日 MIT AIラボ発の企業 Symbolics が symbolics.com を登録。これが世界で最初の .com ドメインでした。
  • 1990年代前半 商用インターネットの開放と合わせて .com の一般登録が急増。
  • 2000年以降 レジストリはベリサイン(Verisign)が運営を継続。2025年には導入40周年を迎えました。

現在の用途と特徴

  • 汎用性の高さ 法人サイト・EC・ブログ・ポートフォリオなどジャンルを問わず利用可。
  • ブランド信頼性 ユーザー調査では「覚えやすさ」「信頼感」で他TLDを上回る結果が報告されています。

取得方法 ― はじめて登録する流れ

  1. レジストラの検索窓に希望名を入力(例: example.com)
  2. 空き状況を確認し、カートに追加
  3. 所有者情報と支払い情報を入力
  4. 決済完了で即時に利用可能 → 主要レジストラ:
    お名前.com、ムームードメインXServerドメインなど。

他ドメインとの比較

項目 .com .net .org .jp
主なイメージ 汎用・商用 技術・ネットサービス 非営利 日本国内向け
登録数(2025年) 約1.5億 約1,260万 約1,100万 約178万
SEO 影響 TLD 差なし※ 同左 同左 国内検索で若干優位

※Google は「TLDの新旧によるランキング優遇はない」と公式ブログで明言しています。

.comドメインのメリット・デメリット

メリット

  • 圧倒的な認知度で名刺や広告に書いても覚えてもらいやすい
  • グローバル対応:国・業種を問わず使える
  • 中古市場も活発でブランド売買がしやすい

デメリット

  • 人気が高いため空きが少ない

.comドメインと相性のいいサイトテーマ一覧

基本的に、どんな内容でも相性のいいドメインといえるでしょう。

企業サイト・コーポレートサイト

  • ✔️ 信頼性と認知度が重視される
  • ✔️ グローバル展開に最適(国際的にも通用)
  • 例)製造業、IT企業、建設、不動産、コンサルティングなど

ECサイト(ネットショップ)

  • ✔️ 商用ドメインの代表格
  • ✔️ ブランド構築にも有利
  • 例)アパレル、雑貨、食品、デジタル製品販売など

個人ブランディングサイト

  • ✔️ 自分の名前やニックネーム+.comで独自性を演出
  • ✔️ 転職や仕事依頼に使えるポートフォリオとして活用
  • 例)イラストレーター、ライター、エンジニア、講師などのプロフィールサイト

ブログ・情報発信メディア

  • ✔️ 老舗感と信頼性で読者の安心感UP
  • ✔️ SEOに不利なし&広告収益化にも最適
  • 例)旅行、ガジェット、副業、子育て、健康、美容などあらゆるジャンル

サービスサイト(Webサービス・アプリ紹介など)

  • ✔️ サービス名.comで覚えやすさ抜群
  • ✔️ アプリの公式紹介ページとしても最適
  • 例)日記アプリ、家計簿サービス、オンライン予約ツールなど

イベント・キャンペーン特設サイト

  • ✔️ ドメインが短く・覚えやすく・配布しやすい
  • ✔️ SNSや広告からの流入にも強い
  • 例)フェス、セミナー、周年記念、キャンペーン告知など

まとめ

  • 1985年誕生の老舗TLDで、2025年現在も登録数トップ。
  • 商用・非商用を問わず“定番”として使われ、ブランドの信頼性向上に寄与。
  • 取得はICANN認定レジストラ経由で数分で完了。
  • SEOではTLDよりコンテンツと地域ターゲティングが重要

よくある質問(FAQ)

Q. .com が取れないときはどうする?

A. ブランド名+キーワード(例: example-store.com)にする、または .net.io など新gTLDを検討しましょう。

Q. 何年分まとめて登録すべき?

A. 長期利用が確定しているなら 5〜10年一括登録すると値上げリスクを抑えられます。途中からの延長も可能です。