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エックスサーバーでMySQLバックアップデータをダウンロードする方法【完全ガイド】

この記事は約4分で読めます。

エックスサーバーを使っていると、「万が一のためにデータベースをバックアップしておきたい」「過去の状態に戻したい」と思うことがあるでしょう。

そんなとき、エックスサーバーでは自動で取得されているMySQLバックアップを簡単にダウンロードして利用することができます。

この記事では、エックスサーバーのサーバーパネルを使って、MySQLバックアップデータを取得する方法を、初心者にもわかりやすく詳しく解説します。

エックスサーバーとは?

エックスサーバーとは、日本国内で多くの人に利用されているレンタルサーバーサービスです。
ホームページやブログを作るときに必要な「インターネット上の場所(サーバー)」を、月額料金で借りることができます。

料金

契約期間 スタンダード プレミアム ビジネス
3ヶ月 1,320円 2,640円 5,280円
6ヶ月 1,210円 2,420円 4,840円
12ヶ月 1,100円 2,200円 4,400円
24ヶ月 1,045円 2,090円 4,180円
36ヶ月 990円 1,980円 3,960円

*表のプランの値段は2025/03/20時点 プラン内容の詳細は次のページで確認してください。

エックスサーバーの「自動バックアップ」とは?

エックスサーバーでは、MySQLデータベース(WordPressなどで使われるデータベース)が毎日自動的にバックアップされています。

しかも、過去14日分のデータが保存されており、いつでも必要な日のバックアップを取得できます。

ポイントは次のとおりです。

  • バックアップの保存期間:最大14日間
  • 取得可能な内容:MySQLデータベースのデータ(SQLファイル形式)

特定の過去のサーバーでは、保存期間が7日間になっているようです。

バックアップデータ取得の流れ

それでは、実際にMySQLバックアップデータを取得する手順を見ていきましょう。

ステップ①:サーバーパネルにログイン

まずは、エックスサーバーのサーバーパネルにアクセスしてログインします。

ログインURLは契約時に送られてくるメールに記載されていますが、以下からもアクセス可能です。

エックスサーバー サーバーパネル ログインページ

必要情報(サーバーID・パスワード)を入力してログインしましょう。

ステップ②:「MySQLバックアップ」メニューを開く

ログイン後、トップページの「データベース」→「MySQLバックアップ」をクリックします。

この「MySQLバックアップ」機能が、バックアップデータをダウンロードできる専用メニューです。

ステップ③:対象データベースを選択

「MySQLバックアップ」の画面では、次のような項目を選びます。

  • 対象サーバーID
  • 取得したいデータベース(DB)名

サイトを複数運営している場合、データベース名で判断する必要があります。

ステップ④:バックアップ対象日を選ぶ

次に、取得したいバックアップの日付を選びます。

選べるのは直近14日間のデータのみです。

例えば、数日前にトラブルがあった場合、その日よりも前の日付のバックアップを選びましょう。

(トラブル発生前の健全な状態に戻せる可能性が高まります。)

ステップ⑤:バックアップデータをダウンロードする

対象データベースと日付を選択したら、

「実行する」ボタン

をクリックします。

すると、バックアップデータが処理が始まります。

ここで注意したいことは、バックアップのダウンロードまで時間がかかります。

履歴から、バックアップデータの保存先を確認して、ファイルマネージャまたはssh接続してダウンロードしましょう。

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ダウンロード後に注意すべきこと

バックアップデータをダウンロードしたあとは、次のポイントにも注意しましょう。

✔ ローカルPCで大切に保管する

ダウンロードしたバックアップファイルは、パソコンの安全な場所(外付けHDD、クラウドストレージなど)に保管しておきましょう。

万が一サーバー上でデータ消失やサイト破損が起きても、手元にバックアップがあれば安心です。

✔ 復元時は慎重に

ダウンロードしたSQLファイルを使って復元を行う場合、誤って別のデータベースに上書きしないよう慎重に操作しましょう。

基本的には「phpMyAdmin」などのツールを利用してインポートします。

まとめ

エックスサーバーでは、無料で自動バックアップされたMySQLデータベース簡単にダウンロードできます。

この機能を活用すれば、万が一のトラブルにも落ち着いて対応できるようになります。