PR

【WordPress】[ ] を実行させない!ショートコードを「そのまま表示」するテクニック

この記事は約2分で読めます。

はじめに

WordPress では投稿本文に角かっこ([ ])で囲まれた文字列を書くと、ショートコードとして自動的に解釈・実行されます。便利な反面、マニュアル記事や技術ブログで 「こう書くと動きます」 と例示したいときには困りものです。この記事では、ショートコードを “あくまで文字として” 表示したい場面で使える代表的な方法を詳しく解説します。

どうして実行されてしまうの?

WordPress 本体は投稿をパースする際に [shortcode] パターンを検出し、登録済みなら do_shortcode() 関数で該当処理を呼び出します。言い換えれば、[] があるか?」だけで判定しているので、そのまま書けば必ず実行対象になるわけです。

二重ブラケット法

[[shortcode]] のように 前後を 2 重にすると、WordPress は 「これはエスケープ指示だ」 と判断して 1 重に戻してから表示します。例えば次のように書けば……

<div class="column-wrap column-2">
  <div class="column-left">
    <h3>新着記事</h3>
    [[new_list]]
  </div>
  <div class="column-right">
    <h3>人気記事</h3>
    [[popular_list]]
  </div>
</div>

読者の画面には [new_list][popular_list] がそのまま並びます。手軽で見やすいのでまず試したい方法です。

まとめ

  • ショートコードを例示するときは “実行させない” 工夫が必須。
  • テーマやプラグインの挙動で変わることがあるので、公開前にプレビュー確認は忘れずに。

これらの方法を組み合わせれば、WordPress ブログでも安心してショートコードのサンプルを掲載できます。ぜひご自身の運営スタイルに合わせて使い分けてみてください。